イラスト「彗星」/中村哲さんのドキュメンタリー

今日はずいぶん早めのアップ(笑)。


今日のイラストは「彗星」です。

彗星が流れる時、それはなにかの印のように感じてしまうのはなぜ?



さて、夕べのことですが、仕事をしつつテレビを流し聞き(?)してたら、いつのまにかどんどん引き込まれてしまって最後はしっかり見てしまいました〜というのがありました。


それはNHKでやっていた「武器でなく、命の水を」という番組で、これまでもアフガニスタンのことでよくテレビで拝見する事のあった中村哲さんという医師の方のドキュメンタリーでした。


中村さんは、医師だったけれど戦乱だけでなく干ばつにも苦しめられていた現地の人たちをなんとかしたいと、白衣を脱いで砂漠に十数年かけて用水路を作ったのですが、そのはじまりは、9.11。


あれからわたしなんかの中では、そんなに長い月日が経ったと感じないんだけどそのあいだに黙々と現地の人たちの信頼を得て途方もない作業をしていたのでした。


アフガニスタンの人たちといっしょに長い長い用水路をなにもない砂漠に引いて、いまでは、その周辺は緑であふれ、農業が復活して村の人たちは戦争に行かなくても農業で暮らせるようになっているのだとか。


それまで、そんなことはやったことない中村さんが独学でそんな大事業をやったことに感動。

大きな川から水がはじめて用水路に流れたときは、つい涙〜〜。


また、現地では、たいした重機もなく、アフガニスタンの人たちが汗水たらしてほとんどすべての作業を手作業でやっている姿にも感動しました。


みなさんとてもいい顔をされていて、ほんとうにそれを見ているだけでも涙が〜〜〜〜。

笑っている顔をみるだけでもまたまた涙が〜〜〜〜。

こんな働き者で男前な人たちが、戦乱に巻き込まれ、つらい毎日を送っていると思うと、それだけでも胸が痛みます。


人は、だれも戦争なんて望んでない。

ほんとうは、家族みんながいっしょにいれて、毎日食べるものがあって、そんなささやかなことがしあわせであるはずなのに。


いまもその事業は、続けられているそうで、中村さんが作った用水路だけでも10万人以上の人がそれによって水を得て農業を糧に暮らせるようになっているそうです。


用水路によって見渡す限りの砂漠が緑の大地になっているその変貌ぶりは圧巻でした。

死んでいたものが生き返った!ほんとうにそんな感じ。


世の中には本当にすばらしい人がいるものですね。


多分、テレビでは何度か放送されているみたいだから知っている方もみえるかもしれないけど、YouTubeからちょっと似たようなのがあったので貼付けときます。

ご興味のある方はぜひ見てみてね。

シャンティーのイラストレーション通信rararashanty

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