ネコのスーちゃん/ミミズクのハンコ

うちの黒猫スーちゃんは、18歳です。


でも、あんまり年を感じさせないところがすごい。

朝、一緒に起きて2階の階段からトントンと軽やかに降りて行く後ろ姿など、とても18歳とは、思えません。


ほとんど寝ているけど、ネコは、ただ寝ているだけでもしあわせを感じさせてくれるものです。

(あ、これは、ネコに限りませんけどね)


スーちゃんは、手足も長くてからだも大きい。

なでるとあのモンちゃんよりもずっと大きさを感じ、そして、がっちりしてる。


スーちゃんは、以前住んでいた家のもう使わなくなったお風呂を焚くところで1匹で何日も泣いていて

見かねて育てる事にした子でした。

その前にちらりと親ネコらしき姿をみたんだけど、それがとても立派な大きなきれいなネコでした。


親は、どうも途中でどこかへ行ってしまったみたいでした。


きっと、スーちゃんは、肉体的にいいものを親にもらったんだろうなって、いつも思います。


その頃はまだ目も青くておしっこも自分でできないくくらいのちいちゃな赤ちゃんで、わたしの手のひらにすっぽり収まるくらの大きさでした。


はじめてそんな小さな子猫を育てる事になったわたしたちは、わからないことだらけでお医者さんに行って、ミルクのあげ方やおしっこのさせ方などを教えてもらってなんとか大きく育ってもらうことができました。


そんな小さな頃、部屋にはハムスターを20匹ほど飼っていて、その子たちの世話をするあいだスーちゃんはずっとわたしの胸のポケットに入っていました。


そして、ハムスターにあげるキャベツをなぜかスーちゃんも食べるようになり、それが今でもキャベツを刻んでるとほしがってやってくるきっかけになっています。


まだまだ元気で長生きしてね、スー。


この写真は、犬のぬいぐるみの湯たんぽ(わたしのだけど)にほかほか乗っかってるところ。






さて、そして今日も、ハンコを彫ってみました。

今日彫ったのは、ミミズク。


ハガキサイズに捺してもいいかな〜?

動物は、いろいろ作ってみたいけど、なかなか自分でも気に入るフォルムやデザインにたどり着けません。


シンプルな線で、わかりやすく、かわいすぎず、そして、オリジナリティーのあるもの、なんて欲張ってしまいます。


そんな、むつかしい動物のデザインをこれからもたくさん作り出す事が出来ますように。


シャンティーのイラストレーション通信rararashanty

シャンティーオリジナルのイラストレーション作品と日々の出来事

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