「無題」/ブト
「無題」
さきほど「ブト」に噛まれました。
「ブト」っていうのは志摩に来てはじめて知ったのですが、網戸の目よりもちいさい虫のこと。
あんまり小さいのでいつのまにかチカッ!!と噛まれてしまいます。
今回噛まれたのは手の甲。
でも、さほど大きくならずにおさまりました。
それがですね、わたしがまだ志摩に嫁に来て間もない頃、免疫がなかったということでとにかく大きく腫れてしかも何日もかゆい!
あとも残ったりするし、しかも何カ所もやられるので夏になるとあちらこちらぼこぼこに腫れて困ったものでした。
志摩の人たちは毎年こんな大変なのかしら?と思ったけど周りの人はだれもそんな人はいない。
で、「まだ、免疫ができてないからやよ。」っていつも言われてました。
伊勢にいた頃、そんな経験は一度もなかったのでやっぱり志摩のブトはここにしかいないのかしら?と思うんだけど、どうなのかな?
でも、おもしろいですね、伊勢と志摩はそんなに遠くはないのに、志摩ではじめてのことがいっぱいあったりします。
そんなわたしもいつの頃からかブトに対しての免疫ができて噛まれても今ではまったく腫れなくなりました。
えらいもんですね〜〜。
でも、ここは天国だと思う日々、痛い虫やらマムシやら危険なヤツらもいっぱいいるけど、やっぱり自然の中はほんと心地よいのですよ。
そんなに外に出ないくせにと思われるでしょうが(笑)、どこに行くにもなにかとても開放感があってとにかく何もかもがただ過ぎて行くものだというのが実感できたりします。
たとえばここでこの人生の最後を迎えたとしても、それはとても満足できるんじゃないかなと近頃そんなことも考えたりします。
あらら、なんとも年寄りくさい話になっちゃいましたね(笑)。
それでは、また。
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