大きく広げられた木陰に椅子を置いて座ったらとても気持ち良さそう。

ねむの木って桃色のフワフワがとても不思議でかわいい。

植物には興味がつきません。

そういえば、わたしは田舎に住んでいるせいもありますが、周囲にはたくさんの自然があって、木や草がいっぱい生えています。

それで、わたしが嫁にきたばかりの頃と今を比べるとどこもかしこもの木々が大きくぼーぼーと生い茂ってきているように思えます。

とくに、今年の自粛期間後はそれを強く感じるのであります。

自粛期間とは関係ないけど、近年耕作放棄地が増えてそこにも木や草がわさわさ生えてその勢いはなかなかのもの。

また、空き家やお年寄りが住んではいるものの手入れが出来ない庭も庭木が伸びに伸びて電線に着くほどになっていたり、もちろん草も生え放題。

こうなるとちょっとやそっと手入れしただけでは、追いつきません。

昔、たくさんの家族が住んでいただろう多くの家の庭は、そのころはそれはそれはきれいに手入れされていたに違いなく、今とは違う人間的に見ると美しく整った光景がそこにあったのだと思うと、こんなところにも時代の大きな変化を感じずにはいられません。

数年前には通れた道も草で覆われて通れなくなってしまっていたりします。

だからってどうしようという気持ちにはならなくて、すべては流れるままにと思うんですけどね。

そう、このてんちゃんのように「てへっ」。

2020.07