「一日の終わり」

先日お父ちゃんと話してたらこんなこと言ってた。

長生きするにはやっぱり健康が一番。

外の空気を吸うのもいいことやって。

なので、実家ではできるかぎり1日を過ごす部屋の窓を開けて外の空気を入れているのだそう。


たしかにきっとそうだと思う。

出来れば外に出て陽に当たったり、新鮮な空気を吸ったり、そんなことが生きる基本のような気がする。


が、わたしなんかは毎日閉め切った部屋にいるのでたぶんけっこう不健康。


でも、カーテンを閉めて外から見えない部屋の中にいると、わたし的には心底自由な気持ちになれて落ち着く。

もちろん日当り良好で開け放った部屋もいいなと思うけど。


自分はいろいろ偏ってる。


今日は庭に出たらかすかにキンモクセイの香りがした。


やさしい気持ちになって、こんな些細なことで現実から夢の空間にトリップ。


家の庭は旦那が集めたガラクタで取り囲まれているけど、それでもここはすばらしいと感じることができる。

ダメを数え出したら切りがない。

ささやかなきらめきを1000倍にも感じたいものです。




「一日の終わり」


屋根裏部屋の寝室で静かに今日の終わりを迎えます。

洋服をきちんと畳んで神妙な気持ちで今日の一日を感謝します。

今日もていねいに暮らすことができました。

ご褒美の夜空があまりに心惹くので今夜はカーテンを閉めずに寝ることにします。

ベッドの上ではただいるだけで癒してくれるかわいい猫も

眠りを迎えるための毛繕い。

さあ、いっしょに静かで、そして豊かな眠りにつきましょう。




シャンティーのイラストレーション通信rararashanty

シャンティーオリジナルのイラストレーション作品と日々の出来事

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