「鳥」/秋
「鳥」
たとえばぼくが鳥になったなら
仲間とずっといっしょに木の枝に止まって広い世界を眺めていたい。
ふっくらしたからだをぴったり寄せ合って
なかよく毎日暮らしたい。
たぶん、それは大満足な世界にちがいない♡
今日はまたマキちゃんちへ行った。
マキちゃんちで使わなくなった農業機械を安く譲り受けたのでそれをとりに行ったのであります。
どこも、高齢化で農業をやる人が少なくなったというわけです。
マキちゃんちはほんとうにのどかなところにあって、道中もそれはそれはすがすがしくいい感じ。
途中きれいに澄んだ川ではカヌーをする人や投網をかける人などがいて、ああ、平和だなと思った。
わたしも普段車はクーラー派なのだけど、今日は窓を開けて走った。
風がなんとも気持ち良くて、髪の毛もからだもさらさらと通り抜けて何とも気持ち良かった♡
帰りにはマキちゃんに熊野のミカンと手作りの梅ジャム、それからなんとかいうとても大きくてきれいなリンゴをいただいた。
マキちゃん、ありがとう!!!
まずミカンを食べたけど、すごく美味しいよ!
初モンでございましたよ。
家に帰って、畑の栗がいっぱい落ちているので拾いに行ってと言われ拾いに行く。
畑には2本の栗の木が植わっていて、少し前までまだ小さい木だったはずなのに、いつの間にか大きくなって今年はたくさん実をつけたらしい。
らしい、というのはお義母さんに言われるまでまさかそんなにたくさんなっているのを知らなかったのです。
気がついた時にはもう、虫がたくさん入っているみたいとのことで、ちょっとばかり遅かったけど金のはさみを持ってとりに出掛けた。
じっさいとてもたくさん落ちていたけど、虫が入っていたり腐っていたりでたいがいだめだった。
ざんねん!
だけど、なんとか食べられるものもボールにひとつくらい採れ、ホッ。
そんなわけで、今日はまさに「秋」というあれこれを体験した1日でした。
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