絵と文「ひとり」
絵と文「ひとり」
美しい夜にひとり地球のベッドに眠るぼく。
ひとりといってもひとりじゃない。
いつもいつもどんな時もひとりだけれどひとりじゃない。
だから、どんな時もしあわせ。
わたしはどうやら内向型の人間らしいので「ひとり」という言葉にあまり悲壮感を感じません。
なにか、もっと豊かな感じがする時もある。
しんと静まり返った夜に、ひとり夜空を見上げるときの感覚は言葉にできないのだけどとても美しいと思える。
特に、動物たちって人以上にひとりをしっかり生きてる気がして励まされる。
さて、先日ムカデのお話をしたのだけど、あれからやっぱり次の日同じクラスのがでました。
が、それだけにとどまらず次の日も、そして、その数日後も極めつけ寝ているわたしの首に〜〜!
きゃ〜〜〜〜!!!
というわけで今年はなんとたった数日間で4匹もの大きなムカデが家に出ました。
でも、それら全てシーちゃんとテンちゃんに教えてもらいました。
彼らのが真っ先に、ムカデを察知してなんらかの行動を起こすので、わたしは速攻スプレー片手に退治にかかります。
なので刺されずに済んでいます。
この前朝の6時に、なぜか殺気を感じて目を覚ますと枕元にわたしのほうを向いて座り、何かを見ているシーちゃんとテンちゃん。
すると、視界のすみっこにわたしの首元に入って行くムカデがっ!!!
あわてて飛び起きて背中のほうの首周りを手でさぐるとその手にぞぞとのっかる感触があって、思わず叫びながら手を振り払ったらどっかへ飛んで行ってしまいました。
でも、おかげでやられずにすんでホッ。
ただ、それからどこへいったか見つからずじまいで後味は良く無いんですけどね。
どうかもう、出ないでください、ムカデさん〜〜〜。
お〜怖、怖〜〜〜!
でも、ぐっすり寝ていたはずのわたしが、ただ声も出さずに枕元に座っているシーちゃんとテンちゃんに気づいて起きるなんてちょっと不思議ですね。
テレパシーだね。
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