絵と文「夜の海」/ トイレットペーパー買った
「夜の海」
真っ暗な夜の海。
今夜は星も見えない。
だけど、ちっとも怖くない。
わたしたちがたどり着くのは
パラダイスと決まっているのだから。
昨日やっとトイレットペーパーが買えた。
お母ちゃんとイオンに10時頃行ったらダブルのやつが丁度2つ残っていて、一家族1個ということだったので二人で一つずつ買うことができたのでした。
が、お母ちゃんは「この前買ったばかりだからあんたにやる」というのです。
なんと、近所の個人店で普通に売っているとのこと。
なるほど、それは穴場でしたね。
というわけで、わたしは一気に2つゲット(笑)。
このたびの騒動がはじまってわたしはトイレットペーパーが今まで一度も買えなかったのだけど、なんとか家にあるので持ちこたえてました。
東北大震災後、これは普段から備蓄しとかねばと、そのとき買ったトイレットペーパーが12ロール今もあったのだけど、今回それには手をつけずに済みました。
そのとき備蓄というか、もしもの時のために防災バッグに入れたのは、下着とサランラップと油と醤油など、そして、オカリナでした(その他ドッグフードやキャットフードももちろん)。
オカリナは、何もやる事ない時に吹こうなんていう余裕のセレクトだったのですね〜(笑)。
小さいし、荷物にならないし、とか思ったんでしたよ。
そして、もう一つは、ノートと筆記用具。
これは当然絵を描くため。
こちらは、余裕というよりいざという時の心の支えのために入れときました。
それらの備蓄品は地震などで一番被害が少なそうな倉庫に入れていたんだけど、その倉庫をお菓子の工房に改装した時に、バラいて結局使わずに置いておいたのは、トイレットペーパーだけだったのです。
今回の事があって、やっぱり普段から備蓄というのはしておかなくてはいけないな〜と痛感。
なにしろ、ティッシュも調味料もほとんどの物は無くなるぎりぎりになるまで買い足さない生活だったので、やっぱり普段からちびりちびりと備蓄品を準備しておかなくてはイケナイと思いました。
うちの場合は、幸か不幸か旦那がお米とお塩を作ってくれているのでもしかするといざという時にはかなり心強いなと思う。
スーパー等では、今回お米も品薄になったんだとか。
要らない物も山ほど有るけど、その中には発電機やらロケットストーブやら、サバイバルにはちょっとは助けになりそうなものもあれこれ埋もれていそう。
今回は震災とは、また違いますけどね。
でも、多分、わたしはサバイバル的な生活になれば一番最初にへなへなとなりそうだけど、うちの旦那はまるでその時のためにいるような人だから(笑)、その点では心強い。
ただ、もしそうなった場合、周りが困っていたら分けられる物は分けないといけないだろうし、そのときわたしはいったい何ができるのかな?と考える。
自分のためにも人のためにもなるものってなんだろ?何を作り出せばいいのかな?
極限状態になった時、やっぱり自分の事しか考えられないのかな?
それはやっぱりかなしい。
まだまだ余裕のある今、そうでない自分でありたいと思う。
ではまたね!
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